
Mirageについて
Mirageとは
Horizon Mirage仮想デスクトップソフトウエア
Horizon Mirageは、管理者が集中管理を実行し、モバイルやリモートのPCも含んだサポートやデータ保護もできるような仮想化システムとして生まれました。各クライアントの性能を損なうことなく、オフラインでも利用でき、個別アプリケーションの対応もできる仕組みです。Mirageは次の3つから構成されています。
Mirageクライアント
Mirageクライアントは、各エンドポイントにインストールされます。ハイパーバイザではありません。Mirageクライアントは、サーバ内で仮想デスクトップとして管理されているOS含む全てのデスクトップコンテンツをキャッシュとして取り込みます。ハイパーバイザではないので、ライセンスコストを下げ、全てを管理できます。(ハイパーバイザでは、ベースOSの管理が困難です。)かたや、Mirageは、ハイパーバイザの仮想化にも対応しており、仮想デスクトップをMirageで管理することもできます。また、負荷がかからないように実行されるため、ローカルPCの性能を十分発揮することができます。
Mirageサーバ
Mirageサーバは、センター内で全てのデスクトップイメージを集中管理します。このことにより、管理・サポート・データ保護を単純化しています。Mirageサーバは、強力な管理コンソールツールを提供し、クライアント管理に必要なデータ管理・保護・リストア等を行います。既存VDIソリューションと異なり、サーバはデータ管理に利用されるだけで、実行は各クライアントで行うので高性能のサーバを必要としません。
分散型デスクトップ最適化(DDO)
分散型デスクトップ最適化(DDO)は、サーバとクライアントキャッシュ間のデータトランザクションの最適化を行います。ネットワーク速度や帯域に関係なく、WAN利用のリモートサイトであったとしても、利用できます。重複排除・圧縮・ストリーミング等、独自のテクノロジを取り入れています。