
Mirageについて
機能と特長
Mirageクライアント
各エンドポイント内にインストールされ、サーバ内の仮想デスクトップ(CVD)をキャッシュします。このことから、PCの性能はフルに発揮し、オフラインでも利用でき、ユーザがアプリケーションをインストールすることもできます。
ハイパーバイザ不要−Mirageはハイパーバイザ方式ではありません。
- 単一のOSで稼動しますので管理が複雑になりません。
- 重複ライセンスも不必要です。
ユーザによるファイルリストア−管理者がバックアップポリシを設定すれば自動的に行います。また、ファイル単位のリストアはユーザでも簡単に行うことができます。
- ファイル単位リストアによる管理者呼び出しを削減。
- 重要データのバックアップ実行。
仮想デスクトップ(CVD)のキャッシング−中央で管理されているイメージを実行。
- ネットワーク接続の有無および帯域に関係なくローカルPCの性能をフルに利用可。
- オフラインでの利用可。
- ネットワーク有無の切替は自動実行。
ローカルPCの資源を利用−サーバの負荷は既存VDIに比べ低減します。
- 高性能なサーバを必要としません。
- 1サーバで2000ユーザのサポート。
Mirageサーバ
全クライアントをセンタ内にて管理します。次のような機能・特長があります。 単一イメージ管理−更新やパッチは、ベースイメージを1回行えば、全クライアントに配布されます。
- 更新およびパッチはエンドユーザが接続していなくても実行可能です。
- 接続時に自動実行されます。
仮想デスクトップ(CVD)の階層別管理−Mirageは仮想デスクトップを3つの層に分けて管理しています。:ベースイメージ(OSおよびコアアプリケーション)、ユーザがインストールしたアプリケーションおよびマシン情報、ユーザデータおよび設定。
- 個別情報を維持したままの単一イメージ管理が可能です。
- ユーザデータや設定を維持したまま、OSの上書きが可能です。
継続的なコンプライアンス−ベースイメージは、常にどれも同一です。
- クライアントでパッチ実行を行いませんので、バージョン統一が可能です。
- 常に同一バージョンOSを維持するので、トラブルシューティング時にバージョンを意識する必要がありません。
デスクトップの継続バックアップ−各クライアントの全コンテンツは自動的にサーバ内に集まるので、全ての保護が可能です。
- 重要データを常にバックアップします。
- エンドポイントで何かアプリケーションをインストールしたかどうかセンタ側でわかります。
- 定期的なスナップショット復元が可能です。
迅速なリストアが可能−PC交換時に迅速な復旧が可能です。
- PC故障・紛失による交換時のダウンタイムを抑制します。
- PC移行時にユーザデータやアプリケーションまで簡易移行が可能です。
迅速な再インストール−問題切り分けのためのOS再インストールも短時間で行えます。
- ユーザデータやアプリケーションを残したままOS再インストールが可能です。
単一イメージ保存−重複排除技術によりストレージの効率化を実施します。
- 仮想デスクトップ(CVD)の保管容量を最適化します。
分散デスクトップ最適化
重複排除と最適化によって、ネットワーク経由の同期実行を迅速に行います。
- WAN経由のストリーミング配信−ブート時に必要なファイルをダウンロードすれば、残りはストリーミングによって配布されるので、コピー完了まで待つ必要はありません。
- 数分で、データ復旧が可能です。
重複排除−ブロックレベルおよびファイルレベルで実施し、ネットワーク・ストレージを有効利用します。
- 重複排除管理は、ネットワークトラフィックを減らし、転送時間とディスクスペースを節約します。
- ファイルの転送は、100倍ぐらいのパフォーマンスになります。